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2020/12/18

今週は

R2.12.17 晴れ(極寒)

今週はかなーり冷えます。今年の酒造り期間の気候は暖かかったり、一気に冷えたり気温のアップダウンが激しい印象です。

急激な気候の変化がありますが、浜松酒造は社員、もろみ、みんな元気です!

今年の地酒業界の景気はかなり厳しいです。お酒の家飲み需要が増えたと言っても正直感じるのは、大手メーカーのパック酒だけで、地酒の蔵元は浜松酒造も含めどこも需要が伸びず、とても苦労されていると思います。

そんな中でも、支えてくれるお客様、楽しみにしているお客様がいるので、酒造りはさせて頂いております!
浜松酒造の今年の造りは、お祭りや、外食の自粛から屋台骨のレギュラー酒の動きが鈍いので、造り手の体感としては限定酒メインの造りといった感じです。
限定酒造りの緊張感、ワクワク感が日々あります。

令和二年もあと2週間となりました。
今年は秋から期間限定酒をいくつか立て続けに発売しております。
個性的なものばかりですので、浜松酒造の中のラインナップだけで飲み比べても同じ蔵の中でも違いがわかり十分楽しめるかと思います。
年末年始のお家で過ごす時間に楽しんでいただければと思います。
現在は円熟した旨みのひやおろし、新酒、ブレンド酒など数種類ある浜松酒造としては珍しい?時期です。
数量限定、残りわずか、売り切れ御免のものばかりなのでこの機会に楽しんでください!

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2020/04/29

出世城のロゴが入りました!

R2.4.29 晴れ

こんな時期ですが、平成蔵外壁(西側)に出世城のロゴが入りました!
昨年には南側の建物の撤去工事があったり、最近は蔵に足場が掛けられ、覆われて、何があるの?大丈夫?って状況だったのでは、と思われます...

サイン_蔵壁面-正面右


浜松酒造ではこの事態が沈静化したらちゃんと前を、上を向けるように準備をしています!
いつもは浜松が一年で最も活気のあるシーズンのGWですが、一変してとても静かな感じです。
お酒の動きは非常に鈍くなってしまい、業界を取り巻く環境はとてもとても厳しいですが、耐えて踏ん張っていきたいと思います。
今は蔵では、良い状態を保てるように製品の瓶詰、管理を行っています。いつでもベストの状態で蔵から出荷できるようにです。

個人的には自宅でキッチンに立つ機会が増えました。自分が作るこの料理にはどんなお酒が合うかなぁ?酒粕をどう料理に使おうか?など考える機会も増えました。自分の味付けしたもの、用意したものですので、作り方も自由なので合わせたいお酒も型にとらわれない自由な発想ができるような気がします。
きっと次に外に飲みに行った時には、いつもと同じものを食べても、以前とは違う感動、視点がもてるのではないかとワクワクしたりもします。

こんな時なので、できないことについて考えるよりも今だからこそできることをたくさん味わい、柔軟な考え方ができるようにして、自分の知識の引き出しを増やしたり、良い経験にしていきたいと思います。

私達の造ったお酒が自粛期間の気分転換や、ちょっとした楽しみになってくれれば幸いです。

少し早いかもしれませんが、初夏のお酒の準備ができました!

夏生-風かほる2020

2020/01/24

challenge

R2.1.23 雨

以前紹介させていただきました、『出世城 The challenge』今年も発売させていただきます。

味わい、お酒のデータ等については、先入観なくみなさんの感性を大事にしていただきたいので私からはお伝えするつもりはありませんが、定番酒ではできない事を名前の通りchallengeさせていただきました。

造り終えての感想としては、毎年感じることですが、やればやるほどに次はこうしてみよう、ああしたらどうなるかな?と造りの面白さが尽きません。
定番酒では味わいを突然変える事はできませんが、このお酒のコンセプト、challengeの名の通りカタチの決まっていないところを存分に楽しみながら、今後も浜松酒造の醸造の引き出しを増やしていければと思います。

原料は同じでも、造り手の感性、造りの過程によって違いが出る事を楽しんでいただければと思います。
手元のたった1度の角度の違いでも、数メートル先では大きな間になります。さらに先ではもっともっと大きな間になります。
個性を活かす楽しさ、それを集約する、安定させる技術、奥が深いです。


中汲みR1BY

このお酒は同じお米、同じ酵母を使っています。是非、飲み比べて楽しんでください。
どちらも好評に付き蔵元には720mlのみ、わずかに在庫がある状況です。
2019/12/18

浜松の地酒、出世城

R1.12.18 晴れ

浜松酒造のお酒のご購入などでプレゼントさせていただいている酒粕に12月から『出世城』のスタンプを押しています。

出世城 酒粕


浜松酒造は平成の大合併以前の旧浜松市地域では唯一残っている酒蔵です。
しかし、恥ずかしながら『浜松の地酒、出世城=浜松酒造』という認識が地元でもかなり弱いと感じております。
少人数の小さな蔵です。宣伝力は強くはありませんが、全てのお酒を手造りでより良いものをと日々醸造に励んでいます。
『浜松の地酒、出世城』という名前だけでも覚えていただけたらと思います!

新しい酒粕が出るという事は、新酒が続々と出来上がっていますよ!

これからはまずは、年末、お正月に飲んでいただきたい『純米吟醸 誉富士 中汲み』が数量限定で発売間近です。
新年にも続々と限定酒が発売されていきます。是非お楽しみください!
2019/12/06

今年も『出世城』のスピンオフ?

R1.12.6 くもり

先日紹介があったように、今年も『出世城』のスピンオフ?『The challenge』を造らせていただいております。

杜氏と共に歩んで培ったこと、逆に通常商品でやったら杜氏に怒られそう?なことも織り交ぜてやっていきたいなと思います!(定番品ではなく、あくまでもchallengeというコンセプトなので)

浜松酒造の地力、可能性が感じられるようなお酒にしたいと思います。

challenge1206_2019120615550394b.jpg
今のところ順調です!